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藤 健太郎; 中村 龍也; 坂佐井 馨; 曽山 和彦; 山岸 秀志*
Journal of Instrumentation (Internet), 7(1), p.C01025_1 - C01025_6, 2012/01
被引用回数:1 パーセンタイル:7.08(Instruments & Instrumentation)現在、個別読み出し法,マイクロピクセル検出素子を用いた二次元中性子検出器の開発を行っている。ガス型中性子検出器では、一般的にガス圧を上げることにより高検出効率,高位置分解能を達成するが、ガス圧が高くなると出力信号が小さくなるという問題が生じる。そのため、高ガス圧下での正常動作のためには、印加電圧を上げて出力信号を増加する必要が生じる。ここでは、耐電圧特性を向上した改良型マイクロピクセル検出素子を開発し、特性試験を実施した結果を報告する。耐電圧特性の改善により、印加電圧750V,ガス圧5atm(He分圧4.1atm,CF分圧0.9atm)という過酷な条件下で正常に動作する素子の開発に成功した。このときのガス増幅率は100であり、中性子検出効率は70%であった。また、ピクセルごとの計数値を確認したところ、8.7%という優れた均一性を持つ素子であることを確認できた。
山岸 秀志*; 藤 健太郎; 中村 龍也; 坂佐井 馨; 曽山 和彦
Journal of Instrumentation (Internet), 6(12), p.C12025_1 - C12025_7, 2011/12
被引用回数:3 パーセンタイル:18.15(Instruments & Instrumentation)現在、J-PARCセンター物質・生命科学実験施設で使用するマルチワイヤ素子を用いた二次元中性子検出器の開発を行っている。この検出器では個別読み出し法を用いることで高速応答・高位置分解能を実現する。ここで、ガス型二次元中性子検出器の性能は充填ガスの状態(ガス圧・充填割合)に大きく依存するため、実験施設への実機導入前には必要性能を考慮し、充填ガスを決定しておく必要がある。そのため、われわれの開発しているマルチワイヤ型二次元中性子検出器システムに即した、充填ガス決定のためのシミュレーションプログラムを開発した。同時に小型試作機を作成し、シミュレーションプログラムの評価を行った。試作機による試験結果とシミュレーション結果を比較したところ、それぞれの結果は一致しており、開発したシミュレーションプログラムを用いることで、要求性能に対応した充填ガスを決定できることを確認した。